GKトレーニングの有意性について考える

GKトレーニングを通した総合的なスキル向上を図る

我々VIRDSフットボールアカデミーではGKトレーニングを通じてユーティリティー性の獲得を目指しています。
小学生年代からGKトレーニングを行う事は、GKとしてのスキル向上はもちろんのことですが、FPプレーヤーとして獲得すべきユーティリティー性についても重要と捉えています。

GKは最も身体能力に優れた人間が行うべきポジションである

サッカー、そしてスポーツとの関わりも含めて考えると、例えば中学生になりGKとして更に技術も体力(※スタミナだけでなく、身体の強さや機能性など)も向上させ、そしてそれらの技術を様々な状況に合わせて繰り出せるようになりたいところ。
または、GKではなくFPとしてプレーすることを選択したならば、GKに含まれる各コオーディネーション系の能力は相当に下支えとなります。
それには、GKとして高い技術発揮のコォーディネーション能力を獲得していることが最重要課題となります。

様々な能力をひとつの技術と捉える

ステップワーク、身体操作系のアクション能力。
定位能力、空間認知、軌道予測や落下点予測等の認知系能力もまた汎用性が高く小学生年代で様々な運動を通して獲得すべき能力です。
何より、「どうしたらシュートを止められるのか？」に対する答えを獲得した技術で導いていくこと。
例えば相手シュートに対して、「反応する」・「軌道や速度の認識する」、そのシュートに相応しい「技術の選択と実行」を行う。これらの一連動作に様々な能力・技術が関係しています。
それを出来るだけ安全確実に実行できるように導いていきます。

競技志向の転換期にも対応したい

中学生となり全くサッカーという競技から離れることもあるでしょう。
そうした中で、その競技特性以前の基礎体力は小学生年代、特にゴールデンエイジと呼ばれる時期にきちんと養っておきたいところ。
いかにGKトレーニングを様々な角度からアプローチする事が出来るか。
1人の子ども、アスリートの卵を育てる上で指導環境として相応しいかがとても大切です。
またそれと同じくらいGKとしての専門的なトレーニングも重要であると認識しています。
だからこそ、両輪及びそれらの思考を持った指導者、指導環境であること、そしてそれを定期的に受けられるようにしているのです。

客観的未来志向での指導

小学生年代でGKをやるからこその多角的及び客観的未来思考で、トレーニングを行い、試合でのひとつひとつのプレーの経験値を積み上げていく、地道で根気のいる。まさにGK的な取り組みを我々はサポートしています！