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育成年代GKのための“フロントダイブ”の導入

2021年1月26日(火)湘南GKプロジェクト・茅ヶ崎GKスクール

トレーニングテーマ【スペースディフェンス】フロントダイブの基礎練習 

 

ゴールキーパーには大きく分けて2つの守らなければならない場所があります。

「ゴールディフェンス」と「スペースディフェンス」に大別されます。
(今回は割愛しますが)それぞれに試合中のプレー状況の基準はこれに付随し、必要な戦術・技術が存在します。
GKの守備の基準は「ゴールを守ること」と「スペースを守る(ケアする)こと」です。

今回のトレーニングでは、スペースディフェンスにおいてDFラインとGKの間にボールと相手がいる状況で、ボールを捕球する方法(テクニック)として「フロントダイブ」の基礎・導入を行いました。

フロントダイブとは

“身体を倒して滑り込んで捕球する”
特にペナルティエリア内で全てキックで処理してしまうとまた相手ボールになる可能性や、少しミスが生じると失点のリスクも高まります。
ただ、とても判断と技術の面で構成要素が多いので、プロでもその判断や技術的なミスが発生します。
我々の中では、小学生年代において多角的な観点で、「フロントダイブ」の技術の習得、発揮に向けた導入の段階を意識して取り組みます。
もちろん、その先に試合で発揮できるレベルを求めます! 
 

戦術的アプローチ

①展開予測
相手のパス、味方の状況などを的確に判断できるようになると、DFラインの裏、自分の目の前にあるボールに対する反応と判断が出来るようになります。
②軌道予測
そのボールの行方をしっかりと判断することが出来ると的確な判断へとつながります。
③空間認知
スペース自体がどのくらいあるのか、相手・味方とボール、自分の関係性(距離感)の認知能力が高いと的確な判断へとつながります。 
 

技術的アプローチ

踏み込んで跳ぶ
しっかりと地面を蹴って素早くボールにアプローチして捕球するメニューがあります。
オーガナイズ:
ステップ台の前で構える→コーチがボールをバウンドさせたらステップ台をジャンプで乗り降りする→コートが転がしたボールに(紐の下を通り)飛び込み捕球する
構成要素:
「反応/アジリティ/踏み込み/着球点の認識/身体操作」

セービングへの発展

ローリングダウン/ダイビング
コーチがボールバウンドさせた後にステップ台の乗り降りを行い、ロープ(ゴム紐)をジャンプする→投げられたボールを捕球する
※この時にしっかりと膝とつま先が進行方向(ジャンプ方向)に向いていること

 
 

ExperienceTraining【1対1の攻防】

最後にハーフコートすべて手を使える設定での1対1のトレーニング。
オーガナイズ:
ルーズボールの処理と判断を伴い、【ブレイクアウェイ】か【1対1の対応】かを行う。
構成要素:
【戦術的要素】狙う/タイミングを図る/空間認知/軌道予測
【技術的要素】スムーズな動き出し/キャッチング/ブロッキング「キーパー!」の声/フロントダイブ/クリアリング/セカンドアクション



今後の活動予定(2月)
茅ヶ崎GKスクール
○2月2日(火)
○2月9日(火)
○2月16日(火)
○2月23日(火)
小田原GKスクール
○1月27日(水)
○2月10日(水)
○2月24日(水)
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