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GKトレーニング【ブロッキング】
GKトレーニングをご紹介します
湘南GKプロジェクトの茅ヶ崎GKスクール、小田原GKスクール共にブロッキング(低姿勢)をテーマにトレーニングを行いました。
構えは基本的に3種類に分類され、とりわけ低姿勢での構えを小学生年代では習得しやすいと考えます。
理由のひとつにボールを目で追いかけていくと前傾し、下方に重心が落ちやすいので構えにも移行しやすいからです。
逆に構えと言えばこれ、となりがちなのでしっかりと種類と使い分けを促します。
そんな中で「低姿勢/ブロッキングの構え」はどんなポイントがあり、使い分けにおけるメリットとデメリットの理解の為に今回は説明とトレーニングのフィードバックを下記します。
低姿勢の構えの構成要素
まずは、すべての構えに共通するつま先と膝の方向をしっかりとボールに正対させます。
そして、腰の位置を下げます。
膝を曲げるというよりは、胸を張ったままま股関節(脚の付け根)を屈曲させます。
そして、大腿(前もも)を使って支えて、足首の柔軟性により角度を作ります。
そうすると重心は後ろ側、踵に乗ってしまうのでそのままでは動くのに不自由です。
そこで、しっかりと拇指球に重心を乗せ(踵を上げる)、さらに腕を膝より前方に伸ばすことで重心のバランスを取ります。
複合トレーニングへの移行
基本的な構えを出来るようになったら、ボールへのアプローチと絡めたトレーニングに移行します。
(色々な方法があるが)最初は静止球への脚の運び
▼止まったボールに姿勢を保ったまま脚を運び、ボールの正面で片足を曲げる
この時、腕は手の平を前に向けたままコースを消す意識で維持する
▼止まったボールに足を伸ばしてブロッキングをする
▼ボールに触れながら構えを維持してコーチの転がしたボールをセービングする
最後はゲーム形式で
そして、これらの技術へのアプローチの最後はゲーム形式の中で状況に応じて発揮できるように働きかけます。